初めて漫画・イラスト本を作るかた向けに、マニュアル・解説ページなどのご案内です。
漫画・イラスト本の入稿方法や用語は各印刷所でマニュアルが公開されています。
いくつか見て、一番わかりやすい・読みやすいサイトを見つけていただければと思います。
CLIP STUDIOは公式のマニュアルが充実していますので利用中のかたはご覧ください。
▼CLIP STUDIO TIP マンガ原稿制作の基本
▼K9 ご利用ガイド
K-9さんは「データ相談室」という、メールや電話でデータ作成方法の相談ができるサービスを用意されています
▼ホープツーワン iPad/iPhoneのデータ制作~入稿手順
▼Print-ON 知っておきたい 本・印刷の基礎知識
▼緑陽社 原稿作成マニュアル
▼オレンジ工房 原稿の作り方
セブンイレブン公式ではコピー本の印刷方法が紹介されています。
本のサイズ
漫画はA5サイズかB5サイズで作る方が多いです。
A5サイズは一般的なコピー用紙(A4サイズ)を半分に折った大きさです。
描いた絵や文字のサイズ感を知りたい時はご自宅やコンビニのコピー機で試しに印刷することをおすすめします。
オフセットとオンデマンド
▼同人誌の印刷方法について(オフセットとオンデマンドの違い)
booknextさんの記事でそれぞれ説明されています。
クリアPP・マットPP
▼同人誌印刷でおなじみのPP加工とは?グロスPP&マットPPについて
グロスPP=クリアPPです。
同人誌の場合、表紙に濃色などを多用するとインク剥がれが起こりやすくなるため、印刷面保護の目的でPP加工を用いるケースが多いようです。
記事内に書かれている通り、PPを貼らず濃い色を多用(広範囲にベタ塗りなど)すると紙の表面が剥がれる場合があります。本同士が擦れて剥がれたり、他の本や物にインク部分がくっついたりして剥がれることもあります。
濃い色で塗りつぶした表紙はPPを貼ることをおすすめします。
サンプル・資料請求
各印刷所のサンプルや見本などを取り寄せると原稿作成に役立ちます。送料含め無料で資料を届けてくれる印刷所を紹介しますのでぜひ!
赤ブーブー通信社のイベントでは印刷所さん出展ブースで見本配布もされている場合もあります。
▼booknext 送料含め無料
▼栄光 送料含め無料
栄光さんとbooknextさんは同じ会社ですがサンプルの内容が異なります。
▼カンビリーブル 送料含め無料
試し刷りサービス
作った原稿データがどのように印刷されるか不安なかたは、完成した一部のページを使って試し刷りすることをおすすめします。
(特に漫画では褐色肌キャラのトーンがイメージ通りか確認すると良いかも)
試し刷りサービスや、1冊だけ印刷できる印刷所さんの紹介です。
▼オレンジ工房 試し刷り
試し刷り(各セット共通) 550円
表紙フルカラー×本文モノクロセットサンプル 450円
※2024年2月から価格改定で値上げがされたそうです。
▼サンライズ 試し刷りサービス各種
表紙2色刷り印刷やホログラムPP付き試し刷りなど。少々お値段はしますがオフセット・オンデマンドそれぞれ試せます。
▼栄光 ぷちっとセット(1冊だけ印刷可)
表紙込み12ページA5~文庫判サイズ 1部で2,510円(送料込)
▼通常メニューで1冊から発注可能な印刷所
シメケンプリント
ワンブックス(漫画やイラストのR18は印刷不可)
R18本の印刷所選び
様々なネット印刷サービスがありますが、漫画・イラストのR18本は理解のある同人誌印刷所を利用することをおすすめします。
一般的な印刷所は成人向けイラストを含む本の印刷を断っている場合があります。
お手元にあるR18同人誌の奥付に記載されている印刷所をチェックしてみてください。
個人的には赤ブーブー通信社の企画賛同印刷所さん一覧から選ぶと良いかと思います。(ワンブックスさんはR18漫画・R18イラストの印刷不可)
当プチオンリー参加予定のサークルさんで不明点やお悩みがありましたら遠慮なく主催までご相談ください!